「ひらいトータルボディケア」痛み・シビレを早期に根本改善

御殿場の整体院ひらいトータルボディケア御殿場院です。

今日は自律神経とめまいについてお伝えします。

 

このブログを読んでいるあなたは、もしかしたら原因不明のめまいで苦しんでいるかもしれません。めまいは、日常生活に大きな支障をきたしますよね?立ち座りでクラっとしたり、常にフワフワしている状態だと、怖くて車の運転もできないし、旅行にも行けないですよね?

 

このように原因不明のめまいは、人生に大きな影響を与えてしまいます。この記事があなたの生活の一助になれれば幸いです。ぜひ最後までご覧ください。

 

めまいの原因と種類について

めまいとは自分の身体と周囲の空間との相互関係・位置関係が乱れていると感じ、不快感を伴ったときに生じる

と定義されています。

大きく2つに分けられて

・回転性めまい→ぐるぐる

・浮動性(非回転性)めまい→ふわふわ、ふらつく

です。

 

めまいふらつきは平衡を維持する末梢の感覚措置(視覚・筋肉・皮膚・三半規管・自律神経)から、中枢(脳・脊髄)までの全システムのいずれかの障害でも生じます。

つまり、上記のどこかが障害されていてもめまいは起こるということです。

 

そして、これらの末梢の感覚装置から得た情報を、脳の前庭核というところに集めて、頭の位置や体の位置を私たちは認識してます。

例えば、頭を右に倒したときに、首の筋肉が固くなったり、景色が右に傾くとその情報が前庭核に集まり、今頭が右に倒れていると認識することができます。

これが狂ってしまうと、頭が右に倒れていても、身体は真っ直ぐになっていると認識しているが、景色が右に倒れているなど、身体の状態と情報が一致しなくなるので、めまいが起こったりします。

 

特にめまいの原因として多いのが耳の奥についている三半規管ですが、聴覚と平衡感覚の両方の働きがあります。

カタツムリのような形をしていて、蝸牛と呼ばれる部分は聴覚。半規管というドーナツのような3つの輪っかは平衡感覚に働いています。3つの輪っかの中は水で満たされていて、その水が動いた方向で頭の位置を認識していたりします。

 

少しややこしい話になってきましたが、

重要なのは、このように平衡感覚はたくさんの感覚受容器(筋肉・三半規管・皮膚)などの情報を脳の前庭核というところに集めて成り立っているということです。

 

そして、自律神経がそれぞれの感覚受容器に関与していることと、前庭自律反射といって、

自律神経が直接関わるものがあります。

なので、自律神経が乱れるとめまいが発症することがあるのです。

 

自律神経の働きとめまいの関係

自律神経は自動的に働く神経です。詳しくは別のブログ自律神経失調症についてで解説しておりますのでご覧ください。

 自律神経失調症について

自律神経の重要な働きの一つに血管の収縮と拡張があります。

耳の奥についている三半規管や眼球などのめまいに大きく影響する感覚器は、毛細血管が密になっており、血流の影響を強く受けます。

自律神経は2つに分けられていて

・交感神経

・副交感神経

と働きが別になってます。

 

この交感神経が優位になっていると、血管が収縮して血流が悪くなります。

ストレスを感じていたり、不安を感じていたり、睡眠不足や生活習慣の乱れが続くと、交感神経が優位になり血流が悪くなるのです。

 

自律神経を整えてめまいを調整する方法

ここからは、どのようにしたらめまいを調整することができるのか?について解説していきます。自律神経の影響がめまいの原因になることは先述しました。なので、どうやったら自律神経を整えることができるのか?を解説していきます。

 

姿勢を改善する

姿勢と自律神経は大きな関係があります。

例えば寝ているときと立っているときでは血流の量が違います。立っているときは重力によって血液が下にたまりやすいので、その分心臓をたくさん動かして血流を上げるように自律神経が働きます。

また明確なエビデンスは出てないのですが、良い姿勢とよりも猫背などの姿勢の方が交感神経が高まり血流が悪くなるといわれています。

猫背だと良い姿勢よりも肋骨が圧迫されて肋骨の動きが悪くなるので、呼吸が浅くなります。呼吸が浅くなると呼吸数が増えて交感神経が高まりやすくなります。

 

なので、まず自律神経を整えるのには姿勢を改善していく必要があります。

当院でご来院されるお客様の中で、姿勢を悪くしている代表的な筋肉に大胸筋と三角筋があります。

この筋肉が固くなると、肩を前に引っ張り巻き肩になります。なのでまずはこの大胸筋と三角筋をストレッチして柔らかくすることをお勧めします。

詳しいやり方は文章よりも動画の方が伝わりやすいので、こちらをご覧ください。

 

 

呼吸を深くする

自律神経の交感神経は息を吸うときに主に高まります。逆に息を吐くときは副交感神経が働きやすいです。なお、内臓が動くと内臓は副交感神経に支配されているので、副交感神経が高まりやすくなります。

この特性を生かして、ロングブレスを行うと副交感神経を高めやすくなります。息を2秒かけて吸い肺を膨らませます。吸った時間よりも長く8秒くらいかけて息を吐きます。これにより、息を長く吐くことと、肺を膨らませる両方の効果で副交感神経を働かせます。

ロングブレスを続けることで、副交感神経の働きを高め、自律神経のバランスを整えていきましょう。こちらも参考動画を上げておきますので参考になさってください。

 

まとめ

いかがでしたか?

自律神経の働きと血管の収縮は密接に関係しており、

交感神経が高まると血管は収縮して血流は悪くなります。

なので、

・姿勢を改善して深くゆっくりした呼吸ができるようにする。

・ロングブレスで副交感神経を高める。

・同時に肺を膨らませることで副交感神経を高める。

上記をやって、副交感神経を高めて血管を拡張して血流を良くしていきましょう。

当院では、そのようなアプローチでめまいが改善される方が多くいらっしゃいますので、ぜひやってみてください。

 

執筆・監修

ひらいトータルボディケア御殿場院

理学療法士 平井重人

自分写真

フジ虎ノ門整形外科病院に8年間勤務

2013年1月にひらいトータルボディケア御殿場院を開設

筋膜リリース・筋膜マニュピレーション・小波津式神経筋無痛療法などで施術いたします。

 

参考サイト・文献

JStage 特集再考 理学療法基本技術 感覚入力における姿勢変化 後藤淳

JStage 環境・運動・姿勢と自律神経系

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