「ひらいトータルボディケア」痛み・シビレを早期に根本改善

今日はこのようなご質問があったのでお答えさせていただきます。

ひらいトータルボディケア御殿場院の平井です。よろしくお願いいたします。

 

結論から言わせていただくと、

痛いときは腰痛体操はやらない方が良いです。

もう少し言葉を付け足すとしたら、腰痛体操をやって痛みが強くなる場合は、

症状に対して体操があってない可能性が高いです。

 

これはどういうことかというと、

一括りに腰痛と言っても、その痛みの原因となっていることはバラバラです。

5人の腰のトラブルにお悩みの方がいたとすると、全員痛みの原因が違う場合があります。

 

原因が違う症状に対して、全く違う腰痛体操をやったとしても、これは効果がないのは当然です。

例えるなら、鼻水でお悩みの場合、その鼻水の原因が風邪なのにもかかわらず、花粉症の薬を飲むのと同じくらい的が外れている場合があるのです。

なので、痛みが悪化する場合は、原因に対して適切な体操になってない可能性があるので、体操の種類を変えたほうが良いでしょう。

では、どのように体操の種類を選別したらよいのか?

次の章でお伝えします。

 

動画で視聴する方はこちら

 

 

まず腰痛の種類について

  • 座っていると痛みが強くなる場合
  • 立っていると痛みが強くなる場合
  • 歩いていると痛みが強くなる場合
  • 何をしていても痛みが強い場合

 

あなたの今のお悩みが上記のどれかにあてはまっているでしょうか?

当てはまっていたら、その番号の解説を読んでみてください。

 

  • 座っていると痛みが強くなる

これは、椎間板の問題か、筋膜の問題かが考えられます。

椎間板というのは、背骨の前側に位置しています。

つまり、座ったり前かがみになったりするときには、この椎間板に体重がかかり圧力がかかります。

私も過去に椎間板ヘルニアになったことがあるのですが、このときは車に乗っていたり、長時間座っていると腰やお尻が痛くなってきました。なので立つと楽になりました。

あと筋膜の場合は、椎間板ほど痛みは強くならないと思いますが、筋膜が固まっているために血流が悪くなっているので、座っていると痛みが出てきたりしますが、温めたりお風呂に入ったりすると血流が良くなり痛みが軽減することがあります。

 

  • 立っていると痛みが強くなる場合

この場合、腰の筋肉の血流が悪くなって痛みが出ている可能性があります。

立っていてインナーマッスルが弱いと、腰の筋肉で身体を支えるので、腰の筋肉がキャパオーバーになり痛みが出ます。

 

  • 歩いていると痛みが強くなる場合

これは2の立っている場合と同じく、腰の筋肉の血流が悪くなって痛みが出ている場合と、腰の神経が圧迫されるいわゆる脊柱管狭窄症の場合に、歩いていると痛みが強くなります。

この場合は、歩いていて痛みが出たらしゃがんで休んでいると楽になり、再び歩くことができるのが特徴です。

 

  • 何をしていても痛みがある場合

これは、炎症が原因で痛みが出ている可能性があります。

例えばギックリ腰をやったばっかりのときは、痛めた組織が炎症を起こしている可能性があるので、炎症をしていたら動かなくてもズキズキ痛い場合があるし、寝ていても痛みがあることもあります。

 

以上が腰の痛みといってもこれだけ種類があるという説明になります。

ご自身はどのタイプの痛みなのか分かりましたでしょうか?

そうしたら、次は痛み別の体操をお伝えします。

 

痛み別の腰痛体操

先ほどの腰痛を大きく分けて2つのタイプに分けます。

1の座っているときと2.3の立っているときと歩いているときに分けてご説明します。

 

1の座っているときに痛くなる場合の腰痛体操

腰を反らす体操をやってみましょう。検索するとマッケンジー体操などが出てくると思います。これは、長時間座っていて椎間板に体重がかかり続けて、椎間板が圧迫されて痛みが出てることがあるので、うつ伏せになり腰を反らした状態にすると、椎間板にかかる圧力が除圧されやすくなるので、腰にとっては良い方法です。

あと、先日のブログでも紹介しましたが、股関節の前側の筋肉などをストレッチして伸ばしておくと、このタイプの腰痛は変化しやすいです。

ちなみにこのタイプの症状に対して、腹筋などやると悪化することがあります。

なぜなら、椎間板がさらに圧迫される力が加わるからです。

 

2.3の立っているときと歩いているときの痛みの腰痛体操

このタイプは、筋肉が持続的に固くなっていて痛みが出てるパターンなので、まずは固まっている筋肉のストレッチをしましょう。

ストレッチ方法については、こちらのブログで紹介しているのと、こちらでも紹介するのでやってみてください。

筋肉をストレッチしたら、さらに体幹が安定するように、いわゆるウィリアム体操という腰痛体操をされると良いです。ウィリアム体操をすれば、体幹が安定するので、腰や背筋にかかる負担が減るため、立っていたり歩いていたりするときに痛みが出にくくなります。

ちなみに、このタイプの腰痛に対して、先ほどのマッケンジー体操のような腰を反らす体操をすると悪化する可能性があります。なので、体操を選択するときは注意してください。

 

4の何もしてなくても痛みがある場合は腰痛体操はどうするのか?

これは良く聞かれることが多いです。

結論を言うと、炎症をしてる可能性があるので、腰痛体操はしない方が良いです。

炎症をしているときは、動かすとよけい炎症がひどくなり悪化する場合があります。

そのために、ギックリ腰をやったばっかりで、マッサージなどに行くと炎症しているところをほぐすのでさらに痛みがひどくなるケースがあります。

当院にもそのように痛みがひどくなった患者様もいらっしゃいます。

このタイプの痛みの場合は、シップや保冷剤などをタオルに巻いて当てたりするなど、アイシングをした方が良いです。

炎症を抑える方法は、冷やして安静にすることなので、無理に腰痛体操をしない方が良いです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

腰痛と言ってもそれぞれ原因が違うタイプがある。

・そのタイプは大きく分けて4つある。

・しっかりとタイプに適した腰痛体操をしないと悪化する場合がある

 

今回一番お伝えしたい内容は、自分の症状にあった体操を行うということです。

症状にあった体操を行うと改善していきますが、あってない体操を行うと悪化する危険もあるということです。

Youtubeや本に、体操はたくさん載っていますが、それをやって痛みがひどくなった方も当院にはいらっしゃいます。なのでぜひご自身の腰痛がどのタイプかをこのブログで確認して、それに合った腰痛体操をやっていただければと思います。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

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