「ひらいトータルボディケア」痛み・シビレを早期に根本改善

こんにちは。ひらいトータルボディケア御殿場院です。

今日はお客様から良くいただくご質問で、

自分でやる腰に良いマッサージはないのか?についてお答えしていこうと思います。

今日の記事を最後まで読んでいただくと、自分でご家族のお身体をケアできるようになるので、ぜひ最後までお読みください。

 

 

まずマッサージする場所を決める

腰痛の場合、腰を揉んで良くなることもありますが、腰を揉んで腰痛が改善するのだったら、世の中から腰痛で悩む人はいなくなります。

多くの場合、腰だけを揉んでも良くならないのは、腰に原因がないということを意味しています。

 

では、どこに原因があり、どこをマッサージすれば腰痛が良くなっていくのか?

まず、場所を特定するために検査をしましょう。

 

腰に痛みが出る動作をあえてしてもらいます。例えば前かがみになってもらったり、後ろに反ってもらったりです。左右に腰をねじる動きでも良いです。

そして、どの動きで痛みが強くなるのか?を覚えておきます。

 

どの動作で痛みが強くなるのか分かったら、次はどこを押しながら動作をすると痛みが減るのか?の場所の特定をしてきます。

痛みが減る場所として多いのが、お尻の筋肉です。場所が分かりにくいと思いますので、動画でご説明しますね。

 

このお尻の筋肉で痛みが緩和する最大の理由としましては、お尻の筋肉(大殿筋)は腰の筋肉と連結しています。そして、腰の筋肉よりもお尻の筋肉の方が下半身を支えている関係上、常に負荷がかかっている状態です。そのため、腰の筋肉に負担がかかってなかったとしても、お尻の筋肉には負担がかかっているので、筋連結で腰の筋肉が固くなるという感じです。

 

第二候補としては、太ももの外側に筋肉になります。これは筋肉名で言うと外側広筋というのですが、ここも歩いているだけで負担がかかる筋肉なので、腰の筋肉に負担がかかっていなかったとしても、外側広筋に負担がかかっていれば、筋連結により腰に影響があります。なお、この筋連結も影響があるのですが、それ以外にも筋膜ラインというものがあります。

このお尻の筋肉の大殿筋や太ももの外側広筋などは、この筋膜ラインの影響もあります。

それを次にご説明させていただきます。

 

筋膜ラインとは

人間の身体には筋膜という筋肉を覆っている膜の筋膜のラインが何本か存在します。

今思いつくだけでも6本ございます。

代表的なところで言うと、バックライン(体の後ろの筋膜ライン)、ラテラルライン(体の外側のライン)フロントライン(体の前側のライン)など、協同して働きやすい筋膜のラインが何本か存在してます。

 

筋膜は第二の骨格と言われているので、身体の動きにとても重要です。

この筋膜ラインはつながっているので、ライン上の筋肉や筋膜に負担がかかっているときは、腰に原因がなくても腰が痛くなったりします。

 

なので、この筋膜ライン上の筋肉を押して、先ほどの痛みが出る動きをしていただき、筋膜ライン上を押して痛みが軽くなるのであれば、そこに原因があるという証明になるので、そこをマッサージすればよいのです。

 

 

マッサージの仕方

マッサージというと、通常は押すのを反復していわゆる揉むようなイメージがあるかと思います。それでも良いのですが、効果を考えると少し疑問があります。

筋膜ラインというのは、ライン一つで全体という考え方なので、まずは押して痛みが軽くなる部分に集中的にアプローチするのが良いです。

その場合、マッサージというよりも、筋膜の滑走性を出すというイメージで施術すると良いです。滑走というのは、縦の方向に筋膜が十分に動くように、筋膜を滑らすように手で動かすということになります。

こちらも動画で詳しくお伝えしますね。

 

筋膜は通常自由に動いているのですが、水分不足や糖質の摂りすぎなどで癒着をすることがあります。癒着をすると筋膜が滑走しなくなるので、腰を曲げたときに一番負担がかかる腰に影響が出るのです。

これを、手で本来動く分の滑走性を出すようにマッサージしてあげたら、痛みはとれそうですよね?

 

マッサージをした後は?

これが重要なのですが、マッサージや先ほどの筋膜を動かす施術(筋膜リリースや筋膜マニュピレーションとも言ったりします)をやったとしても、その筋膜が固くなった要因を解決しないとまた固さが戻ってしまいますよね?そこで、筋膜が固くなる要因をご紹介いたします。

 

なぜ筋膜が固くなるのか?

先述お伝えしたように、筋肉がつながっている筋連結の場合、腰に影響がなくても連結している筋肉に原因があれば、腰痛につながりやすいです。

他にも、頭からつま先までつながっている筋膜ライン上のどこかに癒着がおこっていれば、腰の痛みに影響がでます。

重要なのは、筋膜ラインを筋膜リリースで緩めたり、筋肉をマッサージしたところで、その部分が固くなる要因が解決されてないとずっとマッサージや筋膜リリースをすることになるのできりがありません、

 

そのため、なぜ、その筋肉や筋膜ラインが固くなるのか?その部分を施術してあげれば、その他のフラストレーションは起きない可能性があります。そして固くなるほとんどの要因が、どこかの筋力低下になっていることが多いです。

 

例えば、骨盤の筋力低下が脚の筋膜ラインんの固さにつながっていることがあるので、その場合、骨盤の筋肉を動かして足を動かすようにすると、脚の筋膜ラインが固くならないです。

この説明については言葉では説明しにくいのでこちらの動画をご覧ください。

 

まとめ

腰のトラブルのためのマッサージは、腰を揉んでも意味がないことが多いです。

 

痛みが出る動作を無理がない範囲で再現してもらう。

・筋膜ラインのどこを押して痛みが軽くなるのかを確認する。

・押して痛みが軽くなった部分を、筋膜が滑走しやすくなるように動かしていく。

・筋膜が固くなるのは、他の部分の筋力低下があり、その代償をしていることが多いので、その根本的なところを筋力トレーニングで改善していく。

 

ぜひ実践してみてください。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました!

 

 

 

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