「ひらいトータルボディケア」痛み・シビレを早期に根本改善

今回は血糖値と腰痛の関係についてお伝えします。

血糖値と言えば糖尿病ですが。

糖尿病がある人は腰痛や首の痛みのリスクが高いと言われております。

シドニー大学の研究では、糖尿病があると腰痛のリスクが35%、首の痛みは24%も高いことが明らかになっているそうです。

この研究では糖尿病の人たちを対象にしているのですが、糖尿病の人たちは肥満傾向の人が多く、それが腰痛にも関係しているだろうという考察も含まれています。

当然肥満だと腰や首にかかる負担は通常よりも増えると思いますが、

血糖値の急上昇が筋肉などに負担をかける可能性と、

血糖値コントロールが肥満防止にもなるので、その両方の可能性からお伝えしていきます。

 

 

血糖値スパイクとは?

食後に一気に血糖値が上がり、その反動で一気に血糖値が下がることを血糖値スパイクと言います。

グラフにすると、血糖値が乱高下することで棘のような形になることでスパイクと言われているそうです。

そして、血糖値が乱高下すると血管にダメージを与えます。血管にダメージが加わり続けると血管は固くなり動脈硬化になると言われています。

また、血糖値スパイクが慢性的に起こり、血管にダメージが加わり続けると、血管は炎症を起こします。血管が炎症を起こしていると筋肉や筋膜も炎症を起こしやすくなるので、腰痛や首の痛みにつながりやすくなるのです。

 

血糖値スパイクがなぜ起こるのか?

ずばり大半の原因は食事にあります。

特に炭水化物の摂り方で血糖値スパイクを起こします。

どういうことかというと、GI値が高い食品と言われている物。白米、パン、麺類、ジャガイモ、ケーキなど。何となく分かりますよね?食べたら太りそうなものです。

このGI値が高い食品を、食事の最初に食べると血糖値スパイクを起こしやすくなります。

そして、よく噛まないで食べると、血糖値は一気に上がりやすくなります。

更に、食後に寝転んで一休みということをすると、これまた血糖値が一気に上がりやすくなります。

つまり、炭水化物をいきなり食べて、よく噛まずに丸のみ状態で、食後に動かずにいると血糖値は一気に上がります。そうすると血糖値スパイクを起こします。

この習慣はいかにも肥満につながりそうですよね?

 

血糖値スパイクを予防するには?

先ほどのことと逆のことをすればよいのです。

つまり、炭水化物からではなく、野菜から食べる。結婚式のコース料理のように、野菜を1口とかではなく、お皿に入っている1人前の野菜を食べきる。

野菜を食べきったら汁物を飲みきる。結婚式でも、前菜から出てきてスープが出てきますよね?それを飲みきったらお魚やお肉が出てくると思います。

なので、汁物を飲みきったら次のたんぱく質を食べるのでおかずを食べます。最後におかずと炭水化物を食べます。

この食べる順番を守るのですが、この順番で食べる際に、よく噛むようにしましょう。

個人的には最低でも50回くらいは噛んだ方が良いと感じています。

肉などの固いものは100回くらい噛んでも良いです。

あなたが食べているときに、自分が何回噛んでるか数えてみるのもおもしろいかもしれません。おそらく10回以下だと思います。

意識してない場合、大体が10回以下なので、ここを意識して噛むようにするとかなり身体に良いです。

食べる順番を守りよく噛むようにしたら、次は食後の運動です。

食後15分〜30分以内に軽い運動をすると、血糖値の急上昇を防いでくれると言われております。

この運動について、私も実践している体操をご紹介させていただきます。

 

血糖値スパイクを防ぐ運動とは?

ずばり、下半身を使う運動が良いです。以前TVでも紹介されてましたが、食後に周りの拭き掃除をするだけで、血糖値の急上昇を防止できるようです。

なので、拭き掃除よりも負荷が強い下半身を使う運動をすれば、同じくらいの効果があると考えております。

下半身を使う代表的な運動はスクワットになります。ただこのスクワットは正しいやり方じゃないと膝を痛める可能性があるので、正しい方法をお伝えします。

ワイドスクワットと言って、お相撲さんの四股のように脚を開いて行うと良いです。

その際に膝をそこまで深く曲げなくても十分です。膝を45度くらい曲がる位置まで腰を落とします。その際に、上半身は真っ直ぐというよりかは前傾にして、肩が膝の上くらいにくるようにします。そうすると、膝に負荷がかかりにくくなります。

 

この体勢でワイドスクワットを10回行った後に、できる人はで良いのですが、ジャンピングスクワットをやってみましょう。できなかったらワイドスクワット20回で良いです。

できる人は、ワイドスクワットからジャンプして、それを10回繰り返しましょう。これだけで心拍数が上がることが分かると思います。もちろん無理は禁物なので、ワイドスクワットのみでも大丈夫です。50歳以上の方は無理せずワイドスクワットのみにしましょう。

 

まとめ

今回は腰痛や首の痛みを予防するために、切り口を変えてお伝えしました。

血糖値を急上昇させる生活習慣は、血糖値スパイクを起こし、血管の炎症を起こしやすくなります。血管が炎症を超すと、当然筋肉にも血管がありますので筋肉も炎症を起こしやすくなります。

そうすると腰痛や首の痛みにつながりやすくなるので、この血管の炎症を予防するために、今回お伝えした血糖値スパイクを予防する食事の摂り方と運動を行っていきましょう!

それでは最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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